Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Aspherical

IIIでもIIでもありません、無印のLマウントのヤツです
EマウントのHyper Wide-Heliar 10mm F5.6 Asphericalを買った知人が、手放そうにもファインダー無しだから値段がつかず…って感じで持て余してたLマウントのUltra Wide-Heliar 12mm F5.6 Aspherical…以下UWH12F5.6…のシルバーを物々交換で譲ってくれました。某氏、ありがとう
アーカイブスからカタログを引用するとこんな感じ

UWH12F5.6シリーズは現行のMマウントのIII型でφ64.8×58.4mmで283g、II型でφ74.6×42.5mmで230gって感じなんですが、初期型のLマウント版はφ50.5×38.2mmで162gと小型軽量です。初期型はレンジファインダー機でも距離計が連動しませんけど、12mm F5.6だとフィルムの許容錯乱円なら計算上は開放でも0.8mのピント位置で0.4mから無限遠までピントが合うので、目測撮影でも問題なさそうな被写界深度ですし、小型っていうメリットもあるので、これはこれで良いんじゃないかな?
ただ被写界深度が深すぎるのもメリットばかりではないですね。まだ近場をウロウロして軽く試しただけなんですが、α7RIIのEVFでもピントの山がどこにあるかよくわかりません。でもオールドレンズのオペレーションに慣れてれば普通には使えますよ。唯一気を使うのは最短撮影距離付近で、通常時の30cmはまぁどうにでもなるんですけど、VM-E Close Focus Adapterで繰り出すと9.1cmになり、この時がピントの山のつかみにくさもあって丁寧に使う必要がありますね

手元にあったL-MリングとコシナのVM-E Close Focus Adapterを使って取り付けたところ。Lマウントなので絞りやピントの指針が真上からちょっとズレるのはご愛嬌。でもフードは自由な角度に回転させて取り付け出来るので、実用上はなにも問題ありません。ちなみにコシナのマウントアダプタと宮本製作所のL-Mリングの組み合わせ、宮本製作所のマウントアダプタと宮本製作所のL-Mリングの組み合わせだと指針は真上に合いますね。ボクの手元にあったL-Mリングが微妙なのかも

下の写真は左からUWH12F5.6、普段なら小さく感じるφ55.6x約45mmなZeiss C Sonnar T* 1,5/50 ZM、FEレンズの中では決して大きくないφ64.4×70.5mmのFE55F1.8ZAです。ご覧の通りプロテクターつける派なんです。鉄板焼屋さんで油ハネて前玉がトンデモナイことになって以来、全てのレンズにそうしているんですが、UWH12F5.6は出目金なのでつきません。Wide-Heliarシリーズでフィルターつけたいなら15mmまでですね。気をつけて使いましょう
こうやって並べるとUWH12F5.6は12mmでこのサイズって言うのが凄い。ボク的に超広角は常時は使わないけど、カバンの隅にいつでもあると嬉しい飛び道具って感じなので、少々性能を投げ捨ててもこれくらい小型なのはありがたいですし、どうにか使おうと思える愛らしさを感じます

しかしシルバーなのと、シルバーが似合うデザインなのは良いなぁ…タマラン…
今風な見た目でシルバーだとダサいので黒が良いですけど、レンジファインダー用の小型レンズとかペンタのFAリミみたいなメカメカしいデザインで大きすぎないレンズはシルバーの方が好きですね
そしてシルバーが似合うレンズだと、周辺が流れてるけどシルバーだから許せる。緩くてもシルバーだから許せる。周辺減光が酷いけどシルバーだから許せる…などのメリットもあります。慣用句で言うところの、レンズのシルバーは七難隠すってヤツです。やっぱ小型のメカメカしいレンズはシルバーが素敵

防湿庫からパッと手に取る時に奥様のα7IIと間違えまくるのて、わかりやすいようにボクのα7RIIは軍艦部にパーマセルテープを貼ってみたんですが、間違えなくはなりましたけど、これはこれで微妙だなぁ…。とりあえず軍艦部のシルエットをもう少しなんとかして欲しい
長くなってしまったので撮った写真はまた後日ですね